ある日僕はラウンドワンに遊びにいきました。
UFOキャッチャーを片っ端からやりまくって散財を繰り返す事に飽きて帰ろうとして出口に向かう途中、
「おい、にーちゃん。待ちーや。」
と声をかけられた気がしました。
後ろを振り向くとその方はいました。
「にーちゃん帰るのは早いで。」
「ワイな、押しくらまんじゅう状態なんや。」
「コッチ来てちょいと手伝ってくれや。」
「なんで店員さんこんな事すんのかわからんわーマジで。」
「メリ込んどるやないかい。」
「連れの白いクマとキイロイやつも助けろや。マジで。」
と声が聞こえた気がしました。
気がしただけでした。
ラウンドワンに行ってきただけでした。
仲川でした。